新年おめでとうございます

2020年の幕開けからだいぶ日が経ってしまいましたが、今年もしっかり歩み続けたく決意を胸に抱くアーティスト・鳥飼規世です。

アクリルによるフラ・アンジェリコの模写。(拙作)

年末年始ひどい風邪を引き込みまして、いわゆる寝正月の毎日でした。今年初めの教室までにはなんとか復活できましたが、それでもマスク姿で怪しく登場したわたしです。

テンペラに挑戦しよう!

とはいっても、「なんちゃってフレスコ」に続く「なんちゃってテンペラ」に挑んでいただくことになりました。生徒さんの1人がテンペラに興味もたれて、専門の教室に行こうか迷ってらしたときに、「アクリルでそれっぽいの出来ますよ。」と提案してのレッスンです。

  • 白亜の代用にモデリングペースト
  • 板の代用にキャンバスかパネル
  • 顔料+卵の代用にアクリル絵の具

そんな気楽な「なんちゃってテンペラ」です。学生時代にテンペラをやった身ですが、本格的にやろうとすると、膠や卵のにおいが強烈。アトリエはもちろんのこと、家に持ち帰っての臭い(決して匂いとは表記できない!)が大変だと思われますので、それらしく描けるなら「なんちゃって」で手法を学んでいただけばいいではないかと思った次第。

磨こう磨こうひたすら磨こう

絵画教室というより図工クラブになっている図

家でモデリングペーストをやや厚めに塗ってきて乾かしてもらった支持対の表面を、耐水性のサンドペーパーで磨いてもらいます。
最初は粗めから、最終的に1500番くらいのペーパーで磨きます。
磨き始めは「うわーーー、なんて大変な作業!」と悲鳴を上げていた皆さんですが、表面がすべすべになってきたあたりから、「なにこれ、楽しい!」と台詞が変わり、つるつる光り始めたころにはニヤニヤ顔です。こちらとしても心のなかでニヤリです。

ハッチングで表現しよう

つるつるの画面に鉛筆で下絵とかしたら、消したりしているうちに汚れてしまうので、あえて用意してもらった下絵や模写したい画像をグラファイトペーパー(カーボン用紙のようなもの。油分がないです。)を使ってトレスします。

そこにモスグリーン系の絵の具を緩く水で溶いて、極細の筆でハッチングで立体感ある描写をしていきます。ハッチング、ググると平行線で細かく描写とありますが、そこはまぁ、あまり平行線にはこだわらず鉛筆デッサンを絵の具でやっていくような感覚で描写です。

この工程がまた最初「えええ!? ずっとこれで描くんですか!?」と拒否反応起こしていたのに、やがて「くせになるーー。楽しいーーーー!」と変化してくので、またまたニヤリです。
 
一回目はここで時間となりました。二回目はさらに違う色を加えて深みを出していきます。


見学大歓迎です。お気軽にふらりギャラリー絵夢の隣、アトリエ絵夢にお立ち寄りください。

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